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絵画

上村松園・松篁・淳之 三代展 読売新聞大阪本社 書評

松園は鈴木松年・幸野楳嶺・竹内栖鳳に師事、気品ある美人画を描きました、息子松篁は京都市立絵画専門学校に進学し西山翆嶂に師事、花鳥画を描きました、松篁の長男淳之は京都市立美術大学し鳥と共に暮らしその生態を描いています、上村三代の作品を紹介しています

上村松園

四季美人図、三美人図ー花見を終えた女性たち、人生の花ー花嫁、花のにぎあいー花見、虫の音ー秋の夜長、花見、花ー楽しげ、人形つかいー楽しげ、春の野図ー春の野を歩く、虫の音ー初秋、春駒ー門付け芸人、ほたるー蚊帳、むしの音ー秋の夕暮れ、待月ー月出を待ちわびる、花がたみー「花筐」に取材、楊貴妃、紫式部図、娘ー町人文化、簾のかげー御簾と女性、伊勢36歌仙の一人、京美人之図ー蒸し暑い京、新蛍ー蛍と少女、月にー母子像、春苑ー中国故事、汐くみの図、春風ー春の訪れ、櫻がり図ー花見に興じる、初秋ー女性の表情、汐くみー「松風」、わか葉の頃ー髪、美人観音ー読書、菊寿ー重陽の節句、晴れ間、春ー花見に出かける、鼓の音ー鼓の稽古、春風ー小六縞縞と呼ばれる帯、観月美人-満月と女性、初雪ー降りしきる雪、清韻ー清らかで雅な雰囲気の女性、暮秋ー「八重霞賤機帯」に取材、楠公夫人ー日本の母、麗容ー典雅でありながら強い意志の女性、牡丹雪ー家路を急ぐ二人の女性、若葉ー楓の若葉をふと見る女性、静思ー「砧」の場面、焔ー源氏物語「葵上」に取材

上村松篁

閉庭仰秋ー画壇デビュー作、冬暖ー家族を持った30、蘚汀雨情ー西芳寺に取材、月夜ーキビ畑に遊ぶ兎の親子、青柿ー夕立に青柿、樹蔭ー木陰にマミチャジナイが羽を休める、池ー南禅寺の池、熱帯花鳥ー熱帯への憧れ、杜若ー幽玄の美、蓮ー神聖な美観、真鶴に挑戦、格調高い丹頂鶴、芥子ー明るい色調で捉え温かみ、水温むー椿が厳しい冬の終わり、芦ーアクセントにコガモ、葛ー簡潔な表現、

上村敦之

晨‐象徴空間とは、月に―ブラックバック親子、夕日に、雁金ー荘厳な姿、水辺IⅡー簡潔で華やかさ,雪中游禽ー紅ヒワたち、秋映べー二羽の鴨、初めての冬ー狐、四季花鳥図ー象徴空間、晨ー白鷹、蓮池ー白鷹、雪野ー一羽の鳩、憩ー鴨たち、舞うー雄のタゲリ、首夏-一羽の鳧、花の水辺IⅡー鳥たちの子育て情景、

まとめ

松園は浮世絵に発する美人画を描いたが、能楽との出会いで新しい展開、松篁は母松園の背を見ながら、自然体で画家になり、アトリエに鳥や兎を飼っていた、松篁の長男敦之もアトリエに鳥を飼い花木も育った、松園の気品ある美人画と松篁・敦之の花鳥画ご堪能下さい