本書は中国人が日本を好きなのは、歴史的なもので、「安心・安全・安尉」の視点から具体的に論じたものです、著者は東京大学卒業、国際情報学修士、講談社「週刊現代」特別編集委員
和食の旨さに目覚めた中国人
中国大都市の日本食ブーム、第一次日本食ブームは1995年、ビザ解禁から広まった第二次日本食ブーム、セブン・イレブンの功績・日本文化の発信、尖閣問題で日本ブランドを隠して成功した吉野家、中国人が絶賛するヒットした六花亭の「バターサンド」、中国の酒文化は「武器」として発展、反日デモの後日本酒ブーム・5万円の「獺祭」も大人気、
日本の本が中国で読まれる理由
北京5輪後、世界中の富が押し寄せた中国、村上春樹は精神性で中国で読まれる、「性愛大師」渡辺淳一、ミステリーブームを牽引した東野圭吾、自国にはない日本の「平穏」に魅かれる中国人、中国語作品の邦訳にはいまだ壁がある・日中格差、
マンガとアニメは「日本に追いつき追い越せ」
クレヨンしんちゃんは胡錦涛より有名、中国初の「マンガ講座」開講は日本のマンガ学校KFSとの企画書から、アニメ技術に日中差、「日中合作」という形で中国市場進出、コンテンツを統合しながら事業展開・活気づかせるBATH(IT四強)、日本へコンテンツの逆輸入
「旧き良きアジア」としての日本旅行
驚愕だった「爆買い」、日本の不動産を買って金品宝飾を隠す中国人、中國人旅行者の経済効果は2兆円、北海道旅行の大ブーム、大気汚染で「肺を洗う旅」、大阪がナンバーワン人気スポット、「20世紀観光」「旧き良きアジア」としての日本旅行、
日本の技術は中国企業の生命線
日本に賠償金を求めなかった中国、5度目の日中経済ブーム、「日中逆転」を中国では昔の姿に「回帰」と呼ぶ、アリババが有する中国人5億以上の世界最大のビックデータ、馬雲会長と孫社長、いまや国民的行事となったアリババの「ダブル・イレブン」11月11日、実店舗経営に乗り出したアリババ・フレッシュ・フーマー、日本が大好きな任正非・ファーウエイCEO、日本企業の敏感で手先が器用な技術はファーウエイの生命線、中國との新たな関係作りが欲しい、
まとめ
日本と中国は相互補完型の関係、民間レベルで在日中国人の存在感が増す、日本ファンが多いのは喜ばしい、和食の旨さに目覚めた中国人、日本の本が中国で読まれる理由、マンガとアニメは日本に追いつき追い越せ、旧き良きアジアとしての日本旅行、日本の技術は中国企業の生命線で構成、