本書は甘味世界を充足し今に至る日本人の愛したお菓子たちの文化史である、著者は明治大学卒業、フランスとスイスで製菓修行を経て「ブールミッシュ」開業、現在製菓フード業界の要職を務める、
戦前
明治はアイスクリーム、フランス菓子、シュークリーム、プディング、リキュールボンボン、あんぱん、近代的ビスケット、チョコレート、スイートポテト、フランスパン、本格的フランス料理と最新欧風菓子、マロングラッセ、アメリカの夢のスイーツ、カステラ、クリームパンとクリームワッフル、佐久間式ドロップス、洋菓子と喫茶、シベリア、
大正は森永ミルクキャラメル、チューインガム、浅田飴、チョコレートの一貫生産、カルミン、栄養菓子グリコ、バウムク―ヘン、ショートケーキ、近代フランス菓子、バナナキャラメルとドロップ・ガム、柿の種
昭和前期はコンフィズリー、サイコロキャラメル、マンナ、ウインターキャラメル、スマックアイス、カワイ肝油ドロップ、モンブラン、ビスコ、不二家フランスキャラメルと明治クリームキャラメル、ライオンバターボール、乾パン、シュークリームとカスタードクリーム禁止令、
昭和
昭和20年代はアイスキャンディ、ラムネ菓子、代用チョコレートとチューインガム、ロッテのチューインガム、パン業界のガリバー、麩菓子、ココアシガレット、ミルキー、ソフトクリーム、紅梅キャラメル、カバヤキャラメル、
昭和30年代はクリスマスケーキ、アイスクリームバー、洋生菓子、スイスロール、アーモンドチョコレート、渡辺ジュースの素、ベビースターラーメン、歌舞伎揚、フェガム、日持ちのするお菓子、エンゼルパイ、マーブルチョコレート、ピーセン、ルックチョコレート、チロルチョコ、ポテトチィップス、ナボナ、かっぱえびせん、ガーナミルクチョコレート、
昭和40年代はデコレーションケーキ技術向上、バウムクーヘン、ウエディングケーキ、オムレツケーキ、チョコボール、源氏パイ、レモンケーキ、本物のフランスパン、ドンク流フランス菓子、柿ピー、ポッキー、ホワイトチョコレートブーム、カール、ホームパイ、本場物のフランス菓子、缶詰になった水羊羹とゼリー、シガール、アポロ、都こんぶ、コロン、キャラメルコーン、小枝、レディーボーゲン、リッツ、チェルシー、リアルタイムのヨーロッパ菓子、デニッシュ・ぺストリー、マロングラッセ、プッチンプリン、チョコモナカ、白くま、あずきバー、キットカット、サーティワンアイスクリーム、パピコ、ルマンド、チーズケーキとチョコレートケーキ、
昭和50年代は、ハイチュウ,きのこの山、アメリカンタイプのカットケーキ、およげ’たいやきくん、グレープ、チィップスター、ポポロン、ピノ、フルーチェ、よっちゃんイカ、ビックリマンチョコ、一粒チョコレート菓子、バレンタインデー、ホワイトデー、ビックカツ、蒟蒻畑の原型ゼリー、ドンパッチ、たけのこの里、パイの実、うまい棒、グミ、ヌーヴェル・パティスリー、ムース、シャルロット、ガリガリ君、焼き立てクッキー、半生菓子・ダッコワーズ、雪見だいふく、おっとっと、パックンチョ、カロリーメイト、りくろうおじさんの焼きたてチーズケーキ、ハーゲンダッツ、カントリーマアム、コアラのマーチ、カラムーチョ、
昭和の終焉は、いちご大福、ジャンボシュークリーム、マドレーヌ・フィナンシェ、ホブソンズ、作りたてジェラート、オレオ、生チョコ、
現代
199年代は、ダブルソフト、チーズ蒸しパン、ティラミス、まるごとバナナ、フルグラ、クレーム・ブリユレ、チェリーパイ、タピオカココナッツミルク、ナタデココ、パンナコッタ、なめらかプリン、黒ごまプリンと白ごまプリン、シフオンケーキ、明治エッセルスーパーカップ、ブラックサンダー、アルフォート、マンゴープリン、じゃがりこ、アロエ使用の食品、モナ王、カヌレ・ド・ボルドー、カリソン、マーブルデニッシュ、ベルギーワッフルクイニ―アマン、ファーブルトン、エッグタルト、だんご、明治のフラン、カラメルテイストのお菓子、ポリフェノールを含む食品、爽、パールミルクティー、ラスク、メロンパン、豆乳使用の食品、マクロビオティック、シナモンテイスト、
2000年代は、クレーム・アメリ、ジンジャーテイスト、抹茶テイスト、トマトテイスト、チョコバブル、一本物ロールケーキ、MOWモウ、黒い食品、マカロン、フォンダンショコラ、コンフィテュール、赤い食品、雑穀類、マンゴーデザート、PARMパルム、焼き立て風バウムクーヘン、ひと巻きロールケーキ、JAGABEEじゃがピー、生キャラメル、クリスピー・クリーム・ドーナツ、塩テイスト、タピオカミルクティー、マラサダ、ひと切れのサイズのロールケーキ、ノンカロリーとノンアルコ―ル、
2010年代は、ドーナッツ、パフェ、お菓子のレゾン・デートル、ウービーパイ、ふわふわパンケーキ、バトンドール、ハッピーターン、エッグべネディクト、トロトロチーズケーキ、キャラメルポップコーン、グランカルビー、クロワッサンたい焼きとクロナッツ、フワフワかき氷、生食パン、シューケット、ビスキーとワッフルパンケーキ・ティラティス、再びフワフワかき氷、レインボー綿菓子、ロールアイス、スムージーボンボン、コッペパン、フルーツサンド、ミントテイスト、タピオカミルクティー、桃スイーツとグリークモモ、ブロンドチョコレート、ルビーチョコレート、台湾メロンパン、ピスタチオテイスト、
今のお菓子たち、バスクチーズケーキ、壺芋ブリュレ、カントリーマアムチョコまみれ、台湾カステラ、トウンカロン、クロッフル、マリトッツォ、トウンワッフル、
まとめ
明治から今日までのスイーツ史、①何が登場したかを述べ、②戦争で甘いものが消えたこと③戦後は急速に復旧発展スイーツの世界も華やかになり人々の心を満たしてくれたことを書き留めている、この中で食べたお菓子はいくつありますか、