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教育

読書原論 鷲田小彌太 書評

本書は「忘れる読書」論である、じゃんじゃん読む、じゃんじゃん忘れる、著者は大阪大学大学院博士課程単位修得、83年札幌大学教授、2012年札幌大学退職、

読んだ本は「全部」忘れてもいい

Ⅰ本を読むとはなんだ、本と記憶装置・索引②読んだ本は「全部」忘れたほうがいい、司馬遼太郎「伝説」・忘れる能力と理由、③読んだ本を「全部」忘れるのは不可能だ、忘れる本・忘れていい本・忘れるべき本、④すべての本は3行に要約できる、難解な本・理解可能な本・3行に要約、

読書家は仕事ができる

①読書と仕事の相関関係、読書と仕事・読書力と仕事力・21世紀の読書、②読者家のほとんどは仕事ができない、読書人・読書のための読書・仕事のための読書、③読書家は読書時間がたっぷりある、有閑人・暇があるから読書ができる・忙しいから読書がしたい、④読書だけの人、「読書」をしないヤツは「人間」ではない・読書に耽溺・「本はすべてのことを教えてくれた」

仕事ができる人は読書家だ

①仕事には読書が必須、論語と算盤・情報に通じる・情報が欲しい・読書の4標的、②仕事のための読書、本は買う・読む1効率・読む2熱中・③読書のための読書、読書は自己愛・何がなくても読書・何があっても読書・

人間は「本」だ

①人間は「言葉」をもって、はじめて人間になった、言葉はつらい・言葉はすごい「罪と罰」①・言葉が突破力だ「青春」との決別「罪と罰」2、②人間は「本」である、言葉の哲学・歴史・社会、③人生は「本」のなかにある、「読書」と「読み書き」・「本のなか」の人生・世界の「読書」・

記憶が「いい」は、仕事が「できる」だった、

①「できる人」の意味が変わる、能力は暗記力で決まった・暗記力は機械で代替可能・考える能力・②記憶は「索引」の時代になった、グーグル・「四国」は小さいか・曽祖父の「事跡が読める・③「短絡」の時代だ、「機械」が苦手なことは、「センス」とは何か?「雑読」こそが、

ライブラリーのある空間をもとう

①ライブラリーをもつ、仕事室・家事室・ラ・イブラリーコーナー、②「本」のある空間、ない空間、「会社」・「学校」・「図書館」③コンピュータは「コトバ」社会の主人公になる、「道具」便利、「機械」考える・「世界」つながる、

「人間」が変わった

①一生で読む本の量が変わった、長寿社会・消費中心社会・グローバル社会②「情報」が命だ、パソコンは必需品・書く時代・教養の時代、③「本」の社会、日本語の威力・英語=活字の威力・本の威力、

人生の「中心」期、40代をどう生き抜くか

①40代からが、夢を実現する本当の適齢期、40代は夢を実現する実力が現れる時期・まだ「上がある」が40代・②甘やかしすぎず、厳しすぎない自分とのつきあい方、計画と点検のある生活・月計画/月点検から日計画/日点検へ、③自分勝手なひとりの時間が、大きな差になる、時間は一人だけの空間から生まれる・家に個室をもつ、④今から始める、すぐに身になる勉強法、第一に自分の仕事を磨く・もっと安上がりで簡単なのは読書だ、⑤ない時間は生み出すしかない、時間活用術、誰にでもできる方法・早起き/雑事励行・仕事時間に全力を、⑥読書からはじまる人生の師との出会い方、読書は「本」次第・人生は「先生」次第、⑦今からでも間に合う、40代からの「遊び」道、遊んでから働くか、働いてから遊ぶか・「遊び」の最大道は「仕事」だ、⑧手間も暇もかける、食の愉しみ、何でも食べるのが人間だ・食は頭で食べる・⑨楽しみながら大事なことが学べるお酒の場、マナーと知識の場 老人と飲もう・好奇と興奮の場/異性と飲もう

わたしの読書案内

まとめ

①読んだ本は「全部」忘れていい、②読書家は仕事ができる③仕事ができる人は読書家だ④人間は「本」だ、⑤記憶が「いい」は、仕事が「できる」だった、⑥ライブラリーのある空間をもとう、⑦「人間」が変わった、⑧人生「中心」期、40代をどう行き抜くか、