民家 生き続ける民家 中村琢巳 書評 2022年8月9日 yasu22@xg7 杉本ファーム 民家の「保存と再生」に着目、建てられた歴史から、伝えられた歴史の転換、民家が地域社会に根ざした共同作業で作られている視点で、前近代の伝統世界と現代の民家再生の流れを示し、現代の立ち …
壁と卵 思考と行動の中国史 竹内康浩 書評 2022年8月8日 yasu22@xg7 杉本ファーム この本の目標は、意志をもって行動する人間の可能性と限界、人間が集団として生活して行くうえで何が求められたか、自分が生きている世界はどのような構造になっているかを意識しつつ、各種の材 …
酒 シャンパンの歴史 ベッキー・スー・エプスタイン 書評 2022年8月7日 yasu22@xg7 杉本ファーム 時代や景気に関わらず、シャンパンは特別なイベント・祝典を象徴する飲み物で、喜びを分かち合うもの。シャンパンはスパークリングワインのうちの一つ …
京都画壇 十八世紀京都画壇 辻帷雄 書評 2022年8月5日 yasu22@xg7 杉本ファーム 18世紀の京都画壇才能輩出、形式の殻を破り新しい表現が姿を表します、長崎からの明清の新技法に銅版画の透視遠近法と、京都近隣から移った庶民的町人出身画家の層が形成され、自由な発想と表 …
江戸時代 もっと知りたい円山応挙 樋口一貴 書評 2022年8月4日 yasu22@xg7 杉本ファーム 応挙は18世紀後半の京都画壇にあって、本流の巨匠。応挙といえば「写生」、中国画と眼鏡絵に探り、先駆的な新しさを生み、近代絵画を形づくった過程を追求します。著者は慶応義塾大学院博士課 …
村 東アジアの農村 細谷昂 書評 2022年8月3日 yasu22@xg7 杉本ファーム 日本の農村社会学は、日本の農村の研究を行う研究分野であるが、日本を知るためには外国との知識も大事、日本の農村社会学者の調査研究を手掛かりに、アジア農村の姿を学びたいこの東アジアでは …
民家 伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた、原田紀子 書評 2022年8月2日 yasu22@xg7 杉本ファーム 西岡常一と語たり、伝統建築に携わってきた人々の記事をまとめ「西岡常一と語る、木の家は300年」の続編として、実際にやってみた3坪の茅葺屋根の …
Uncategorized 原爆ドーム 古川修文 書評 2022年8月1日 yasu22@xg7 杉本ファーム 著者は、小学校の時原爆の映画を見、社会人になって平和記念公園を訪れ、原爆ドームを崩壊から救った佐藤重夫・日本民俗建築学会会長に出会い、これらのことを知ってもらいたい思いで取り組みま …
世界遺産 世界遺産の日本史 書評 2022年7月30日 yasu22@xg7 杉本ファーム 日本列島の世界遺産に焦点をあて、原始・古代から近代にいたる日本の歴史文化が世界人類にとって、どのように価値づけられるかの国際的視野から、日本史・日本文化の歩みを照射したもの、編者は …
身体 狙われた身体、安井真奈美 書評 2022年7月29日 yasu22@xg7 杉本ファーム 感染症は、見えない敵とされ、妖怪の仕業とされたが、身体を狙う敵はどのような攻撃をしかけるか想像していたか、身体観を追求したものです。著者は大阪大学大学院博士課程修了、国際日本文化研 …