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人形道祖神

小松一彦・宮原葉月 村を守る 不思議な神様を読む

皆さんは、秋田の人形道祖神て何だろうと思います

本書は、郷土史家の小松一彦・アートクリエイターの宮原葉月による秋田の人形道祖神について述べたものです。

①道祖神は「塞の神」と中国の「道教」が習合して、現在の形となりました。

②平安時代の人々が信仰していたのは、男女の木像(後藁人形登場)ドジンサマです。

③祀られた場所は、神社の境内、村境。田植えの後と稲刈り時期に人形祭りを行いました。

④愛を交わす行事は、大館市山田のジンジョサマと能代のショウキサマ(鍾馗様)

⑤明治政府は、人形道祖神を前近代的迷信として排除、「お面さえあれば、いつでも人形が」で作られたのが、「オニヨサマ」です。

⑥鹿島人形とは、藁や紙で作られた武者人形、鹿島事触れにより、持ち込んだもので、土着の進行に鹿島神がプラスされた。

⑦秋田は、冬の「なまはげ文化圏」と、春・秋の「人形道祖神文化圏」があります。

まとめ

道祖神は、悪疫退散と子孫繁栄という不可分の祈りが託されており、人形道祖神は、時代を超えて目に見えない敵と戦う人間の心を支え、村を守っていくことでしょう。