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甲賀香織 日本水商売協会を読む

皆さん水商売協会て何だと思います、本書は水商売協会甲賀代表理事が執筆しています

日本水商売協会代表理事、自民党本部へ行く

事の発端は、加藤厚生大臣のコロナ対策で、風俗営業は助成対象外の発言、風俗業は公序良俗に反するものか、批判受け見直し検討。始まりは、小池百合子知事の夜の街が感染の温床と指摘、この会見で店は休業に追い込まれた、署名活動、要望書を自民党本部に提出、風俗営業への制度融資開始、並行してコロナ対策ガイドライン作成したが都の回答なし、ガバナンス崩れホストクラブ感染拡大、新宿区長らと会談で新宿区の対策連絡会設置、客数に応じて出勤させる女性の数を減らすことで人件費削減、店に客は戻らない、スケープゴートにされた、

水商売の全体像

別物扱いの水商売業界は、従事者100万人、市場規模2兆円。クラブは席に対し料金発生、飲み物別、2時間セット、ミニクラブはクラブよりリーズナブル、キャバクラは1時間又または30分単位で課金指名できる、ガールズバーはカウンター越しに接客、ラウンジはクラブよりカジュアル、スナックはママやマスターが個人経営。日本水商売協会は性風俗店や「ギャラ飲み」を入れていないが「ホストクラブ」は仲間に入れている、理念は「店舗・働く女性・顧客・社会の四方良し」。水商売で働く女性には、離婚女性、シングルマザー、収入の補填、外国人がいる、

差別的取り扱いと風営法

水商売の多くは公的支援から除外されている、「銀行口座を作れない」、金融機関から融資が受けられない、大手企業と取引ができない、反社会的勢力とつながりやすいのは資金面、家を借りられない

水商売側の問題は、脱税や納税忘れ、正確なデータがない、売上1億円の真実、セカンドキャリアを築けない、履歴書に書けない「接待飲食業」、教育の仕組みがない、悪質なスカウト、風営法違反、

今の風営法の原型は「風俗営業取締法」風俗営業は悪の観点、風営法に改正、理不尽な部分が多いことから守る店が少ない。入店可能年齢18、飲酒は20のズレ、照明は5ルクス以上だが99%の店が守っていない、客室の内部に見通しを妨げる設備は設けないことだが、検査後に衝立設置、個室の広さで洋室と和室とで違う、窓を開けてはいけないのだが、換気が考慮されない、

水商売をあえて選選んだ、それぞれの理由

「すすきの」ニュークラブオーナー・波戸崎崇ー5つの店舗,450名在籍、売り上げ32億円、キャバクラグループ入社、札幌赴任、店舗買取独立、営業時間短縮で売上アップ、高学歴者を積極採用、いい人生に違和感があった、キャバクラは「承認ビジネス」である、

「歌舞伎町」ホスト・皐月ー構成作家から医師希望‣スカウトされてホスト、クラウドファンディング形式でシャンパンタワー入れた、ホストを辞め起業に挑戦意欲

「銀座」オーナーママ・河西泉緒ー摂食障害、倒産、父の失踪、パティシェ、萬福寺で精進料理修行、ホステス、オーナーママ、コロナで休業、新店舗で再開、

「日本水商売協会」代表理事・甲賀香織ー大学時代のバイト先がキャバクラ、水商売離れ結婚出産、小林忠嗣に出会いカーブス入社、退職し銀座のクラブ、営業メールと「お水大学」創設へて日本水商売協会誕生

「夜の街」の未来

当協会主催「NIGHT QUENグランプリ」開催、ミスコンテスト形式、業態別・歌唱部門で、最終ウオーキングとスピーチ審査、歌唱部門は歌唱審査、セカンドステージ「ビューティーキャンプ」で研修と審査、水商売に従事する人々への差別や偏見は根強い、偏見や差別がなくなると水商売は職業として認知され、業界全体を大きく変革する、そしてより良い接客、サービスの提供は日本経済を活性化する、

まとめ

風俗業がコロナ対策助成から除外で要望書提出、ホストクラブ感染拡大で新宿区と対策連絡会発足、水商売の定義、業界の構造、差別的取扱いと水商売側の問題、現実に合わない風営法、4人の水商売をあえて選んだ理由、夜の街の未来として水商売協会によるナイトクイーングランプリ、差別偏見を乗り越え日本経済復興の鍵にしたい