羊とはいったいどんな存在
私も、メリヤス業界に勤めたことがありますが、日頃は考えませんでした。
しかし、サリークルサードは、羊は乳、衣服、食生活を変えた存在としています。
①家畜化テストにパスした羊は、中東からヨーロッパ、アフリカ、アジアに広まりました。
②誰が羊毛からフェルトを作ったかはわからないが、ベレー帽、ユルトが作られました。
③手で刈る剪毛作業とハサミの研磨の牧羊農夫の苦痛は、羊毛バリカンと、すぐ脱皮する「エクスラナ」種の出現により解放
④羊は、犠牲にされ、福をもたらすものとなりました。
⑤トーマス・バーバリーは、羊のラノリンこそありふれた布を注目に値する布に変える物質で、全天候型布地はこうして作られた。
⑥編み物は、家でも、畑でもでき、羊の飼育の収入となり、第一次大戦には、前線兵士の士気高揚のため大量につくられました。
⑦羊の放牧のための囲い込みは、農業発展の必要なステップで、貧窮と自給農業の不確実さを終わらせるものだったが、人的損害は甚だしかった。
⑧「小さな子供が働くこと」は、児童虐待問題を引き起こしたが、毛織物産業と、綿織物産業が生き方を置き換え、石炭を主要産業に変え、小さな田園を世界の首都にかえました。
まとめ
我々の風景、野生生物、町、村、歴史、言語、アイデンティティは、すべて羊を共有してきた年月からうまれました。我々は、農村の暮らしに、深い愛情と農業政策を結びつけなければなりません。