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My Natural Garden & Cafe
ハーブ

ゲイリー・アレン ハーブの歴史を読む

皆さんはハーブとは何だと思います。本書はゲイリー・アレンが人間とハーブの物語を描いたものです

ハーブとは何か

ハーブは料理に風味を増すために利用される植物のうち、スパイスを除いたもの、スパイスとの違いは風味化合物の濃度で、スパイスが濃いこと。

おなじみのハーブ

ハーブの本は医学的効用が記され、中世期に植物誌同士の「市場シエアー」争い、薬品・染料・消臭効果あり、食材として使用とある。かって知られたハーブは、ビールのホップ・マリファナ・アブサン酒・ハーブサラダ、今のようなハーブガーデンは中世末期に登場、イギリスの「ロングバーンの庭園」は人気のある庭園である

ヨーロッパ以外のハーブ

アフリカのハーブはヨーロッパ原産、香味野菜・モロヘイヤ、ハーブティー・ルイボスター、貿易がもたらした食の多様性がある

アジア・太平洋 中国は薬味、ベトナム・タイ・ラオスは多国籍料理、香味野菜、お茶

アメリカ スープやシチューの具、サラダ、ハーブティー、香味料、料理を包むハーブ「ラップフード」

オーストラリア・南太平洋 香味野菜、料理を包むパンダン、アカシアのハーブティー、ユーカリ

旅するハーブ

ハーブは人の助けを借りて北アメリカへ運ばれ、ジョン・ウインスロップ医師・セイラム新共同体がハーブ種を注文、オランダ入植者は故郷から運んだ、ジョン・バートラムは王室植物学者に任ぜられアメリカ最初の植物園設立

旧大陸から伝わったハーブは、新大陸に順応し、ありふれた雑草となった。セイヨウオオバコ、セイヨウタンポポ、スぺリヒユ、ホーハウンド、ユーカリ、セージ、フュアオイ

国境も文化もこえて

すべての食べ物に国境はない。べトナム戦争で、べトナム人がアメリカ料理、第二次大戦で対戦国の料理、イギリス人がカレー料理を味わうようになった。チャイニーズパセリは、コリアンダーと改められ西欧の台所に受け入れられ「ライフスタイル」を変えた。

まとめ

ハーブガーデンには様々なハーブが植えられ、簡単に摘み取られ、食卓登場。文化あり、旅あり、戦争ありのハーブを味わいましょう