本書は盛岡で誕生した福田パンの物語、福田パンものがたり発行員会事務局発行、
福田パンへようこそ
盛岡のソウルフードと呼ばれてー福田潔社長が語る今昔物語
コッペパンの始まりはソフトフランスパン、子ども心に人格者に見えた祖父の面影、学校販売で「福田パン」への愛着が広がる、地域密着を踏まえ、工場建設を英断した二代目、あんバターの誕生は、うっかりミスから、紆余曲折を経て、家業に就く、土魂商才の心意気を教えられる、マスメディアの子んつく影響力に圧倒される、地域貢献を意識した実演販売、地域密着にこだわりつつ、変えるべきところは変える、風通しのいい職場環境をめざして、福田パンの志を受け継ぐコッペパン、時代の変化にどのように対応していくべきか
福田パンの未来を担うスタッフの思い出を届けます
①お客さんとのやりとり新し発見もー長田町本店店長・遠山綾佳②メニューは増えても、てきぱきと対面式販売ー長田町本店・栁澤淳子③地域密着をモットウーに創意工夫ーみたけ店店長・湊善貴④福田会長の教えを肝に銘じてーみたけ店・太田好子⑤ここでしかつくれない、手づくりの心をかたちにー矢巾工場課長・小野寺健⑥お客さんの顔を思い浮かべ、満点をめざす日々ー矢巾工場・清川裕介
「声」わたしの福田パン お客さんのアンケートより抜粋
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福田留吉ものがたりー宮沢賢治とのきずな
福田パンの原点 すべては賢治との出会いから始まった
稗貫農学校に進学、賢治が農学校の教諭として着任、留吉が見た等身大の賢治、「精神歌」を高らかに歌う、劇「飢餓陣営」で準主役を演じる、童話「貝の火」を書き写す、賢治の推薦で盛岡高等農林学校の助手に、賢治から届いた二通の手紙、居間に掲げた「宮沢先生の写真」、助手仲間と切磋琢磨、
マルキイースト研究所で研鑽を積む
村松博士の推薦で大阪の研究所へ、東洋のパン王と謳われた水谷正次郎との出会い、先駆的な研究所でイースト研究没頭、教員免許取得・結婚して福田姓、永年勤続表彰されるも・戦争で暗雲漂う、航空機の携帯口糧の研究を命じられる、敗戦により京都・宇治での研究生活終える、盛岡に移転後、仙台のパン工場の監督に、福田製パンてんを開業、ソフトフランスパンとして販売、賢治と対話しながら、晩年を過ごす、
まとめ
第一部福田パンへようこそで①盛岡のソウルフードと呼ばれて②福田パンの未来を担うスタッフの思い出を届けます③「声」わたしの福田パン・お客さんのアンケートより 、第二部福田留吉物語で①福田パンの原点②マルキースト研究所で研鑽を積む、福田パンの原点は宮沢賢治と水谷政次郎との出会い「マルキースト研究所で研鑽」を積んだことによる、