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朝日新聞 それでもコーヒーを楽しむための100の知恵

皆さんは、コーヒー飲んでますか

本書は、朝日新聞がコーヒーを心から楽しむための知恵を伝授したものです。構成は4部①コーヒーの今②コーヒーワールド③コーヒーのある日常④コーヒー温故知新からなります

①コーヒーの価格は、先物取引市場で決定、2001年大暴落の後、森林破壊という問題を私たちに突きつけました。一方で、高品質のコーヒーに需要が高まり、「フェアトレードコーヒー」も販売。品質の良いコーヒーのための流通履歴明示に取り組み、「サステイナブルコーヒー」生産・流通。「有機コーヒー」も増えています

②コーヒーは、10世紀からアラビヤ人の間で薬用として利用、豆を砕いて飲むようになり、ヨーロッパとその植民地に広まりましたコーヒーは「コーヒーの木」を栽培、精製、焙煎を経てコーヒーらしさになる。シェードツリーはコーヒーの木を守っています。コーヒー豆は、アラビカ種とロブスタ種、「コーヒーの王様・ブルーマウンテン」は殆どが、日本へ輸出。コーヒーには、レギラーとインスタント(日本人が発明)

③日本にコーヒーが持ち込まれたのは江戸期、明治に入りコーヒー専門店誕生、太平洋戦争を経て喫茶店は生活に欠かせないものとなり、セルフ式コーヒーチェーン店オープン。男性の缶コーヒーと女性のチルドコーヒー商品化

④コーヒーで一攫千金を夢見た日本人は、ブラジルの地を踏んだ。募集の宣伝文句は景気のいいことだったが、暮らしは過酷、集団脱走もありました。しかし、自作農としてコーヒー栽培する日本人も現れ、1925年頃コーヒー栽培のほか、職業も広げましたが、真珠湾攻撃は勝ち組と負け組との対立。つらい時代を乗り越えブラジルの地に根をおろしました。

まとめ

コーヒーは、なくても生活に困らないが、生産国では、生活を支える糧であります。コーヒーを楽しむ私たちは今少しの想像力が必要です。