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チベット仏教

熊谷誠慈編 ボン教を読む

皆さんチベット仏教の前の土着のボン教は何か、本書は京都大学熊谷准教授ほかが共同執筆

ボン教の歴史‐三宅伸一郎

チベットの村に土着のボン教あり、吐蕃王国で仏教、モンゴル帝国でダライラマ政権、開祖はシェンラプミソ、彼の伝記は、「ボン教源流明灯」では、12の御事業①誕生②引教③トブの調伏④グリンマティの救済⑤婚姻⑥子息誕生⑦利益修生⑧調伏悪魔⑨遺教⑩出家⑪捨眷属⑫入涅槃、前伝記と中伝記は、供物起源と土着のボン教、後伝記は、シェンチェン・ルガの埋蔵経典の発見と弟子たちによるイエンサカ寺院建立、シエーラェルツエンは崩壊後にメンリ寺院建立、ボン教は、カンギュルとカテンの集成、無宗派運動が起こり、シャルザワ・タシーギュルツエンは修行場、弟子、著作、瞑想法

ボン教の文化‐小西賢吾

ボン教が保持される四川省松潘県、村落、寺院、ボン教は原始宗教、チィベット人が脱出、残った基層文化、ボン教のキースポット、シャルコクのキャンツアン寺院は、日常的に僧院と世俗の人々が密接な関係、辺境地帯を治めた領主はゴワ、チベット仏教拡散でゲルク派の寺院へ、①1950年までは伝統継承、学僧が集まったが共産党政権、②20世紀中期後、僧侶の還俗、埋蔵経典、宗教活動禁止、③改革開放で宗教活動認められ、僧院再建運動、後継者が管理者に変容経済成長で 活性化するボン教は、新たな現金収入のきっかけになり、年中行事と密教行事、ゴンジヨは加行で一大イベントに、希望者に瞑想、チョルテン建設と集会場は宗教実践の場

ボン教の儀礼-ダニエル・ベロンスキー

古代チベットの儀礼は、土着の神話と関連、文献上の浄化の儀礼は、妊娠中に亡くなった女性の浄化通過し女神の存在、汚染を引き起こす悪霊ネルを征服する方法、娘と悪霊の恋で妊娠、殺された娘の体は悪霊に支配される、セルと呼ばれる浄化儀礼は、非道徳な穢れ無垢栄光経は、非仏教的儀礼の情報、コウモリが神と人間の関係修復、現在のレウ儀礼は、確固たる地位を持っていたが、伝統は衰退、宗教再興の後にも、いまだレウの儀礼は復活できない

ボン教の思想ー熊谷誠慈

ボン教と仏教との関係は、後期伝播期、哲学体系形成、スネルグローブ「ボン教の九乗」刊行、①運勢預言のシエン乗②現象世界のシエン乗③神通力シエン乗④有のシエン乗⑤優婆塞乗⑥聖仙乗⑦聖音あ乗⑧本源のシエン乗⑨無情乗と中宝蔵の九乗、北宝蔵の九乗、アビ達磨思想は、範疇論哲学、17章で構成、①存在②却③領域④智慧⑤器⑥情⑦根⑧煩悩⑨縁起⑩蘊⑪処⑫大きな界⑬特相⑭行為⑮道⑯地⑰果、仏教アビダルマとの 比較重要、すべての存在を無為と有為、心所を51種,心不相応行を14種、識蘊は8識、ボン教の中間思想は、世俗的言語・空性・涅槃の段階、

ボン教教義における密教の位置づけーチューコルツアン‣二マ・オーセル

顕教は輪廻の苦しみから「出離の道」を進むべき教え、密教は外にあるものが内に向、師は教授者として外にあるが瞑想は心の内側女神たるダーキニーは外敵存在だが瞑想ではっ頃の内側、ゾクチェンは「秘密」、脈・気・心滴がある、四門五臓は、①強力な真言の白い水のボン②生存を継続するための黒い水のボン③ペン国から届いた膨大な数のボン④師匠たちの典籍と口伝のボンと「蔵」、九乗はは三つの系統、中宝蔵は見解、南宝蔵は行為、北宝蔵は瞑想がある

はじめてのゾクチェン瞑想-箱寺孝彦

ボン教の瞑想修行をめざしネパール渡航、ボン教僧院でヨンジンリンポチェに出会う、ゾクチィエン瞑想、伝承されている「シャンシュン・二ェンギュ」を伝授され、心は空制で、輝きという自性が備わる、悟りや智慧は心の中に宿る、五要点座法で瞑想によるブッダの心を体験、冴え冴えと燃え上がる大楽、弱者を生き抜く、

ボン教の呼吸法ーテンジン・ワンギャル・リンポチェ

三つの要素は、体、呼吸、心、チベットヨガプログラムで、深呼吸を5回、体に3つの脈管、白・赤・青、9つの呼吸法は3つの呼吸法を3回行うこと、気の動きには、上向きの気、生命力の気、火の気、下向きの浄化の気、遍充する気、

ボン教のドリームヨガーテンジン・ワンギエル・リンポチェ

ドリームヨガは、母タントラに基づく精神的な実践、足元のチャクラは怒り、陰部性器のチャクラは執着、臍のチャクラは無知、心臓のチャクラは嫉妬、喉のチャクラは傲慢、頭頂のチャクラは統合、「睡眠の質をコントロールはできる」正しく良い休息を得ること、睡眠には浄化と能力の顕在化、明晰な睡眠には、心の奥底に影響を与える、日中覚醒で気づく事で補完関係、すべての夢は自分自身が作ったファイルの集まり、就寝前にその日を思い出す、起床後は、夢を振り返る、自己認知、エゴから解き放たれることです

まとめ

ボン教は土着宗教、仏教伝来、モンゴルでダライラマ政権、開祖シェンラプミ観ソの伝記、12の御事業、前伝記は、仏教の迫害、後伝記は埋蔵経典の発見と僧院の発展、新たな僧院メンリ寺建立、大蔵経の開版、無宗派運動、ボン教の文化はチィベットの基層文化、共産党政権で宗教は壊滅的打撃、しかし改革開放で、現代シャルコクが中心地、1950年までの僧院は伝承を継承、20世紀は、混乱期で経典の埋葬と還俗、改革開放後は宗教活動容認、後継者は管理者、経済成長で活性化するボン教は観光地化と地域社会の宗教的空間。

古代のチィベットの儀礼は、土着の神話、文献中に見られる浄化は、3文献、レウの儀礼は、確固たる地位から衰退、ボン教の思想は、後期伝播期に哲学体系、9乗の競技構造、アビ達磨思想、17章、中観思想は2諦説、ボン哲学思想に見られる密教はレジリエンスとフレキシビリティ、顕教は輪廻の苦しみから「出離の道」を進む、ラマ、尊格、女神ダーキニが密教の3っの帰依処、ゾクチェンは「秘密」脈・気‣心滴、四門は白い水のボン、黒い水のボンペン国から届いた膨大な数のボン、師匠たちの典籍と口伝のボン、と蔵、中宝蔵は見解、南宝蔵は行為、北宝蔵は瞑想、ネパール渡航リンポチェに出会う、ゾクチェン瞑想、シャンシュン‣ニエンギュの系譜は伝承される、心の形は空性、悟りと智慧は慈悲と帰依、心をむき出しにすること、冴え冴えと燃え上がる大楽、体、呼吸、心チィベットヨガは、深呼吸5回、3っの脈管を3回、ドリームヨガは、母タントラに基づく精神的実践、眠っている時、身体に6チャクラ、睡眠中意識は忙しい、睡眠はコントロールできる、覚醒している気づきと夜の明晰な夢が補完しあう、ファィルの保管が必要となる、自己認知です、