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情報生産

上野ゼミ卒業生チーム 情報生産者になってみたを読む

皆さん情報生産者てどんなものだと思います、本書は上野ゼミ卒業生チームが情報生産者になってみたについて共同執筆したものです

ゼミ卒業生が語る、上野ゼミの一年間ー坂爪慎吾

日本最恐ゼミ始動、ゲイの先輩「或るカミングアウトの瞬間」発表、指定文献発表で赤川学「社会問題としての売買春」選択、卒論のリサプロ発表始まる、「機械仕掛けの歌舞伎町の女王」テーマ選択、夏休み「性的盛り場の身体作法」定点観測、夏の合宿・ひたすら発表・議論、「恋人プレイ」中間報告、後半目次発表・研究タイトル発表、研究の草稿発表、批判する際代案が求められる、卒論報告会、草稿発表、冬の合宿・ハード、ゼミ新規参加者にサバイバル心得六カ条コラムを書く

上野ゼミで教わったこと

論文を書く力は、〇から一を生む力ー大滝世津子、論文にお手本がある、上野先生の「情報生産者になる」、問題提起で焦点の絞り方、対象と方法はすべて書く、先行研究の批判的検討は何が明らかで何が明らかでないのか、理論的枠組みの設定はどのような工夫をして乗り越えられるか、分析および考察は「結果」と「考察」がわかるように書く、結論は一通り理解できるように書く、課題と展望は意義を把握発信、一方で限界把握し課題として提起、潜在的カリキュラムは、ゼロから、違和感は学問で解決、賢い人は賢い、全力、打たれ強さ、

「個人の問いを社会の問いにつなげる知」の実践ー開沼博、学部ゼミでは文献購読して批判的な読み方やコメントの仕方を学ぶ、徐々に研究計画を立て実際に論文を書く、後は夏休みの合宿、発表、コメント、多様なテーマに触れる、キーワードは「明確化」「俯瞰」「構造化」、

ストーリーで届ける、人の言葉で語る―中村かさね、新聞記者は記事にアウトプットするまで、WEB記者は、「5W1H」、卒論「浦和レッズ」やり方はアドバイス受け・先行研究は自分で調べる・初めて読者を意識、上野ゼミは見学タイムで主体的なゼミ生たちを見て、毎日新聞「リアル30s」先生との番外編インタビューで、「一人一殺」夫と悩んで戦友になれると喝、より良いバトンを次の世代につなぎたい、

情報生産者を育てる「教え方」ー竹内慶至、上野さんから学んだ教えは、「オープン」と「他者に伝達可能な知」、教育者の姿勢については、何気ない一言に資料提供・メールによるフォロー・著書を送る、これからの大学教員はケアー的な関係、学ぶことは真似ること、

上野ゼミに入った社会学オタクが社会起業家になるまで―坂爪慎吾、社会学との出会いは宮台真司の著作から、東大入学後は上野ゼミ、研究タイトル「機械仕掛けの歌舞伎町の女王」、卒論は「機械仕掛けの社会学的幸福論」、卒業後「セックスと障碍者」で上野さんと対談、情報を集めるには、情報を生み出す環境に身を置く必要がある、必要なのは「問を説き続ける力」である、

社会が先、学問が後の立命館ゼミー中野円佳、立命館大学社会人大学院上野ゼミ出身、修士論文は、就職時点ではやる気あった総合女性職が・ハードな職場に突入・出産後退職をしやすい実態と配偶者の観点、これを「育休世代のジレンマ」光文社出版、二冊目は「上司のいじりが許せない」、三冊目が「なぜ共働きも専業もしんどいのか」

上野ゼミを社会学するー竹内慶至・大滝世津子

「うえの式質的分析法」採用、母集団は上野ゼミ参加者、動機は①講義や講演会を聞いて②上野千鶴子に憧れ③社会学から④上野ゼミ⑤縁や運、研究テーマは「表社会学」「裏社会学」、エピソードは、①教室で怖い上野千鶴子②上野保健室、不満と批判は、ありません、怖い、自分の力不足を力説、甘やかされた、もっとかまってほしい、ゼミで学んだものは批判的な見方、権力や権威を疑う姿勢、上野ゼミの活かし方は、現在の土台、脳内の引き出し、仕事というよりも人生そのもの、あなたにとって上野ゼミとは何かは、価値観を変えてくれた場所、人生の礎となった場所

座談会 バトンを未来につなぐ

研究タイトルの多様性、大学の中と大学の外を線引き、保健室としての上野研究室、卒業生へのアフターケアー、社会をのぞく窓、バトンは渡せたか、情報生産者として越境する、未来につなぐバトン

まとめ

上野ゼミ卒業生が語った上野先生に学んだアレコレ、上野ゼミの1年間、教わったこと、個人の問いを社会の問いにつなげる知に実践、ストーリーで届ける・人の言葉で語る、情報生産者を育てる教え方、上野ゼミに入った社会学オタクが社会起業家になるまで、社会が先・学問が後の立命館ゼミ、上野ゼミ生アンケート調査の「うえの式質的分析法」と手順・分析結果、座談会・バトンを未来につなぐ 上野千鶴子+上野ゼミ卒業生チーム