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パン

ビー・ウィルソン サンドイッチの歴史を読む

皆さんはサンドイッチをいつ食べますか。本書はビー・ウイルソンが簡単に食べることができるのに奥が深いサンドイッチの歴史を描いています

サンドイッチ伯爵起源説を検証する

サンドイッチはデスクで取れる理想の食事、片手で食べられる。エドワード・ギボンの日記から「サンドイッチは冷肉の具、イギリスでは最上級階級の人が食べ、夕食後又は観劇後の食事」と考えられた。ジョン・モンターギュのサンドイッチが新しかったのは、食べたのではなく、出来上がったものを持ってこさせた点にある

イギリスのサンドイッチ史

19世紀貴族階級のサンドイッチ作りはサンドイッチ伯爵から遥かに進化、ハーバー著「サラダとサンドイッチ」に多種多様な具と基本的な作り方、上流階級が軽食として小さくて上品にと書かれている労働者のサンドイッチは、「美食家の厨房」に売られたハムサンドの大きさの話が出てくる。ジャムサンドは「ジャイアントジャムサンド」に巨大なジャムサンドを作る話はあるが、多くの人からまともな食べ物ではないとされた。

サンドイッチの社会学

上流階級の間で上品な軽い軽食、労働者階級では肉かチーズをはさんだパンの塊が食事、サンドイッチは旅の友であり、劇場と縁が深く夕食問題を解消、健全なところではピクニック、仕事の食事ではイギリス議会・法廷で慌ただしく食べられた

アメリカのサンドイッチ

アメリカのサンドイッチは垂直に伸びる構築物、クラブサンドは昔からよくある、冷蔵庫にあるものを白パンに乗せたやつだった。大恐慌期サンドイッチはダイナー(大衆食堂)の主要メニューとなった。ご当地サンドイッチはイタリア移民のホーギーがある。

世界のサンドイッチ

ニューヨークで人気がベトナムのパインミー、北欧ではオープンサンド、フランスではサンドイッチが大躍進、日本は菓子パンや総菜パン、インドはカレートースト、アルゼンチンはホットドッグ・チョリパン、イタリアではグローバル化に成功したパニー二

まとめ

簡単に食べることができるサンドイッチは、時間・場所・人を選ばず合わせることができる奥の深い食べ物です