皆さんアボカドて果物でしょうか、野菜でしょうか。本書はジェフ・ミラーが世界中で受けいれたアボカドの歴史を描いています
アボカドの歴史
起源はメソアメリカ地峡、メキシコ・グアテマラ・西インド諸島の3種がある。アボカドは巨大動物の力をかりて勢力を伸ばしたが、巨大動物絶滅すると、メソアメリカの住民により栽培された。到来したスペイン人は、果実の味に魅せられた。やがてアジア・アフリカ・オーストラリア・地中海に広がる。アメリカ合衆国はヘンリー･ぺリンがアボカドを初の栽培、フロリダ産を消費していたが、カリフォルニア・フェルテ種栽培成功、のちハス種に変わる。アメリカ農務省と果樹園芸協会は「アボカド」と命名、「キャラボ」の商標で売り出しました
アボカドの栽培
育てられるのは人気のハス種、果樹園に一旦根付けば大量の果実をもたらす、熟成直前で収穫。皮も食べるカクテルアボカドも登場。地下水と気候変動はアボカド栽培に影響するが、点滴灌漑と有機農法に明るい兆しがある。世界で生産の70％がラテンアメリカ、少雨費の40％がメキシコ・ドミニカ・アメリカ、アメリカのアボカドブームは、1997年の輸入和が契機、消費は４倍となりました
奇妙な果実を売り込む方法
①アボカドを豪華で・エレガントな憧れの対象とイメージ作成
②食に関する広告「アメリカ人はヘルシーな料理と新鮮なサラダを食べるようになります」
③コマーシャル「スーパーボウルの日はワカモレ（メキシコ発祥人気料理）を食べましょう」
さまざまな食べ方
スーパーボウルの日に食べるワカモレ、中央アメリカの朝食（アブカド・トルティーヤ・コーヒ）、ブラジルのデザート、インドネシアのエステレル、モロッコのアブカドミルク、エチオピアのアブカドジュース、ライフスタイルのアブカドトースト、カクテルメニューに登場するアブカドカクテルがあります
まとめ
メソアメリカ地峡で栽培されていたアボカドは、フェルテ種からハス種の変換、マーケティング戦略により世界に広がりました
私はカリフォルニアロールが好きです
