皆さんはプディングて甘いものと思いませんか。本書はジェリ・クインジオが、知られざるプディングの歴史について描いたものです
プディングの歴史
当初はソーセージのような食物、甘くしてスイートプディング。プディングクロスの開発で調理が容易になり、プディングベイスンで調理(19世紀に銅製に変わる)
黒いプディング白いプイング
黒いプディングと白いプディング。黒いプディングは「トリマルキオの饗宴」に登場。フランスのブーダン・ノワールと仏領西インド諸島の名物料理ブーダン・アンティエが知られている。白いプディングは、イギリスでは「良き主婦の宝典」に登場。フランスのブーダン・ブランが知られている
ミートプディング
スコットランドのハギスが有名・飲物はウイスキー、ほかにイギリスの国民的料理ステーキ@キドニー・プディング登場
スエット・プディング
イギリスでスエットは身近な材料。貧しい人々の生活を描いた「ラークライズ」に登場、19世紀、プラム・ダフを販売、スコットランドでは、名物料理「クルーティ・プリンぐ」が存在
クリスマス・プディング
質素なプラムプディングから贅沢品に変わる。ディキンズの作品やジョージ・エリオットの「フロス河の水車場」に登場、クリスマスの一か月前・スターアップサンデーに作る
ヘイスティプディング
アメリカの外交官ジョエル・バーロウが好きでした。ヘイスティプディングはアメリカ独立戦争の象徴となり、親しまれる料理となった
ブレッドプリング
当初は手間のかかる料理だったが、つつましやにパンくずで作る料理となった。
ライス・プディング
イギリスでコメを使った料理登場、「新しい料理の本」のレシピで、「ライスプディング」登場、18世紀になると、アメリカからカロライナ米が供給され、普及していった。ドイツではミルヒライス、イランではシエラザード、インドではキールが作られた。
バッタープディング
ローストビーフとヨークシャープディング相性が良い、ハナー・グラスがこの料理を、ヨークシャープディングとなずけました
野菜のプディング
料理人による自生した野菜を集め、プディングに加えた。イギリス北西部では植物を使ったイースター・レッジ・プディングが作られた
プディングの過去・未来
かって、プディングはイギリス全土で身近な料理、新しく粉末プディングミックスの製造技術開発、食前食べる最初のものから変わり
人気がなくなったが、すぐに食べるプディングの素を買うようになりました
まとめ
当初はソーセージのような植物、その後甘味志向で、最後にデザートして食べられるプッディングになりました