本書はNHKで放送された「カールさんとティーナさんの古民家だより」を書籍にしたもの場所は新潟県十日町竹所、ドイツ建築家のカールと妻のティーナが古民家再生「双鶴庵」で暮らす、彼は集落内の古民家を再生、移住者が増え竹所は「奇跡の集落」と言われるようになった、二人と集落の人たちの物語である、カールは建築家、日本民家に強く惹かれ古民家再生、
冬、雪は友達、毎日違った雪が降る、朝の始まりは雪かきから・雪上車を運転する五十嵐富雄、雪に閉ざされる冬だからこそ家の中に喜びが、暖かな屋根裏部屋で過ごす時間・ティーナの空間・メールではなく手がみを書く、花柄のソファでくつろぐコーヒータイム、みんなワクワク雪のなかのお楽しみ、一年の五穀豊穣と無病息災を祈ってー賽の神、家族団らんの中心にあるのは薪ストーブ、ティーナのアルゼンチンの田舎風シチュー、
「春の七雪」にあと、ようやく訪れる春、愛するガーデニングの季節・ティーナの好みのワイルドガーデン・大切なハーブガーデン、お弁当をもって山遊び・山菜採り名人アヤ子と春子、タウエボチボチが咲き始めたら田植え開始、ティーナの目にもおいしい初夏のディナー緑がどんどん濃くなっていく、
夏、耳をすませば、たくさんの生き物たちの声がする、笹の葉を摘んで笹ずし作り・幼なじみのアヤ子と春子、双鶴庵菜園でどんどん育つ夏野菜、集落のおばあちゃんに教わりながら畑仕事に励む金井、ティーナの夏野菜たっぷりのパンツァネッラ、お楽しみ一杯夏休みの子供たち・子育て世帯の移住も増え、ティーナのビーツのカルパッチョとカボチャのサラダ、真夏の日暮れ時開け放した窓から涼しい風が、
古民家村、カールが手がけた古民家は60軒以上、朽ちかけた古民家に心を奪われて、双鶴庵誕生、古民家は芸術品、片腕で働く小野塚良、窓からの眺めにこだわる、日本に導いた父の遺品・タウトの「日本の家屋と生活」、和と洋の心地よい融合、古いものを生かす遊び心、新たな古民家第二の人生・施主は東京から移住の片山明子、住民どうし力を合わせて・牛小屋のリノベーション・秋のカヤ刈り・神社の屋根の葺き替え、季節ごとの集まりを大切に、古民家の心地よさを一人でも多くの人に、気に入って移住①こだわりの米作り・宮原大樹夫妻②つながる感覚・バリスタとして働く若井沙穂子③家族の気配が感じられる・カールの右腕として働く小野塚良康、竹所はカールの夢、
秋はベストシーズン、収穫の秋稲刈りに大忙し・稲穂を軽く叩いて回る中條栄一、おばあちゃんたちと秋の珍味探し・中条アヤ子集落の女性たちとトロロ掘り、自然の甘味・酸っぱさで・体目覚める・カールの事務所で右腕として働く大出恭子・「協生農法」で果樹栽培、ティーナのたっぷりきのこの玄米リゾット、秋深まり薪ストーブに火を入れる、
ふたたび冬、冬支度ー春までの暮らしを考えながら、手作りのクリスマスリース、カールとティーナのクリスマス、ティーナの祖母から教わったプフェッファークーヘン、冬の一大イベント、村のクリスマスパーティ、まつだいの町を歩いてみよう、カールが描く美しい街並み、古民家を見渡せる高台で、
まとめ
場所は新潟県竹所、ドイツ建築家カールと妻ティーナが古民家「双鶴庵」に暮らす物語、冬の楽しみと家の中、春のガーデニング・山遊びと田植え、どんどん育つ夏野菜、お楽しみがいっぱいの夏休みの子供たち、カールは朽ちかけた古民家に心奪われ双鶴庵が誕生、手がけた古民家60軒以上、住民どうし力合わせ、気に入った移住、収穫の秋稲刈りに大忙し、秋の珍味探し、協生農法で果樹栽培、冬支度、クリスマス、クッキングはティーナの家庭料理古いものを生かすとこんな豊かな暮らしができる、